A Pinhole of Photography

はじめて作ったピンホールカメラは8×10フィルムをセットできるようにした一日一枚撮りの木製ピンホールカメラだった。

ピンホール写真の特徴でもあるピンぼけ感を減らすためには、出来るだけ大きいフィルムを使う方が良いと考えたからだ。

テスト撮影

8x10ピンホールのテスト撮影本当に写るのか?カメラが完成して自宅近くでテスト撮影。フィルムは富士フイルムRVP、ISO50のポジフィルムを使う。

フィルムを保持する方法が思いつかず箱の内側にテープで貼り付けて撮影(画面左上にテープの跡が残っている)、写真が写ることが分かったので箱の内部にフィルムホルダーのようにフィルムを差し込むガイドのようなものを作りフィルムを保持させることにした。フィルムが大きいのでダークバックでの交換が出来ず、一日一枚撮りのピンホールカメラとなる。

長時間露光のテスト

長時間露光太陽を長時間露光で撮ってみようか?F値が大きいので太陽の軌跡が写るのでは?

出来るかどうかはやってみれば簡単に結果は分かるので、とりあえず数時間の露光を試す。短時間の露光では問題がなかったが、数時間の露光ではフィルムにカブリがでることがわかり、カメラの外側をアルミ板で覆ったりして改良する。

昼間に長時間露光をするには明るすぎて太陽の軌跡がオーバーになり消える、日の出や日の入りの時間ならば露光時間中暗い時間が長いので太陽の軌跡が残る、と考えた。実際昼間の1時間露光では、軌跡はかなり飛び気味になり長時間露光は無理そうだった。そこで日の入りと日の出とを撮ってみることにした。

太陽の軌跡を撮る

日の入りの軌跡画角が広いのと写る範囲が厳密に分からないので想像でカメラを構えなくてはならない。もう少し画角が狭ければ良かったなと思う。

雲が出てきて太陽を遮ったところは軌跡が写らなくて、途切れ途切れの軌跡となる。

日の出の軌跡日の出を撮るときは暗いうちからカメラをセットしなければならないので、事前に撮影場所を決めておかなければならない。

日の出の軌跡フィルム上では太陽のラインが微かに残っていて一番明るいところから画面周辺の暗いところまでのグラデーションがきれいに表現されている。